簡単解説




文字列の検索方法について簡単解説しました
検索は、大量のデータの中から目的の文字列を瞬時に見つけることができる便利な機能です
ぜひ、ショートカットキー Ctrl+F(FINDのF!)と共に、覚えて使いこなしてみてください!
深堀解説
今回は文字列の検索方法について、深堀解説もしていきたいと思います
今回紹介したいのは以下の2つです
- オプションを使いこなして検索効率を向上させる
- エラー箇所を検索機能で見つける
オプションを使いこなそう!
検索も置換と同じように、「オプション」を使いこなすと、検索効率を向上させることができます

例えば「検索場所」について、プルダウンをクリックして「シート」から「ブック」に変えると、ブック全体を検索できます
いちいちシートを切り替える必要がないので、これはかなり楽ができる機能です
また、「セル内容が完全に同一であるものを検索する」のチェックボックスにチェックを入れて検索すると、検索する文字列と完全一致したセルしか検索されなくなります
部分一致だと、あまりにも検索結果が多くなってしまう場合、完全一致を条件にすると目的のセルを早く見つけられて便利です

エラー箇所を検索する
みなさんがエクセルを使ってて、下図のようなエラー画面が表示されたことはありませんか?
「このブックには、安全ではない可能性のある外部ソースへのリンクが1つ以上含まれています。リンクを信頼できる場合、リンクを更新して最新データを取り込みます。信頼できない場合は、データをそのまま手元で処理してかまいません。」

リンクってどこにあるんですか~??
どことつながっているリンクなのかがわからないと信頼できるリンクかどうかも判断できないので、困りますよね、、、
そんな時に、今回の検索機能を使って、リンクがあるセルを探してみましょう
探し方は簡単で、「検索する文字列」に「.xl」と入力して「すべて検索」をクリックするだけです
これにより、「.xlsx」や「.xlsm」などのExcelの拡張子を含む文字列を検索することで、Excelファイルとリンクしているセルを見つけることができます
また、「すべて検索」を行うことで、検索結果の一覧を見ることができ、どのファイルを参照しているかがわかります
下図の例でいえば、「アニマルドリンク株式会社顧客データ」とリンクしていることがわかるので、このファイルが信頼できるファイルであれば、リンクの更新をしても問題ないと判断できると思います

以上、参考になれば幸いです!